移住生活

【北海道生活の必需品】一家に一台ある「単体の冷凍庫」のお話です

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北海道に移住を考えておられる皆様、移住の準備段階にある方、移住をされた方まで。

 

「移住すると、何か特別に用意しないといけない道具があるのかな…?」とお考えになるかと思います。

 

 

住居とかクルマとか、大きなものは別として。日常生活の中で、ですね。

大出費となることはないものの、都市部に住んでいると考えの及ばない「道具」たち。

移住という大きなイベントでの出費がかさむ中、後々で思わぬ出費というのは、何かとつらいもの。

それらの疑問を事前に知っておくことで、少しでも解消できるのならと思い、記事にさせていただきました。

私は大阪から道東に移住して15年になります。

関西に住んでいたころには触れたことの無かったものの、移住してから「これは必要だ」と思って買い足したものが、いくつかありました。

これです!

草刈り機
家全体を暖める、大きなストーブ
冷凍庫
・排雪(除雪)スコップ、ママさんダンプ

※「草刈り機」と「大きなストーブ」に関しましては、記事リンクをクリックして頂けますとご覧いただけます。(排雪スコップは、もう少しお待ちください)

今回は第三弾の「冷凍庫」のお話です。

イラストは「冷蔵庫」ですが…

今回の説明は、これではありません。

冷蔵庫じゃなく、単体の冷凍庫なのです!

 

 

北海道の各家庭に一台ある必需品「単体の冷凍庫」

おそらく皆さんは冷凍庫というと、これを思い浮かべると思います。

そう、冷蔵庫の下の方に何段かある、冷蔵ではないコーナー。

冷凍の部分ですね。氷を作ったり、冷凍食品などを入れる引き出しの部分。

ですが今回お話しするのは、これのことではありません。

こういった「冷凍庫単体」のものがあると、たいへん重宝するのです。

この単体の冷凍庫。別名「ストッカー」と呼んだりします。

北海道の家庭では、大なり小なりかなりの確率で存在します。

肌感覚では「大阪人家庭のタコ焼き機」くらいあるかもしれない、そのくらいです。

北海道の各家庭にある「単体の冷凍庫」何をそんなに入れる必要があるの?

広い北海道ならではの「まとめ買い」事情があります

メインの理由は「広い北海道。そんなに頻繁に、買い物に行けない」という事情があります。

自転車で数件のスーパーをはしごする、という都会のようにはいかないからです。

スーパーまで数キロ何ていうのは当然。特に私の住む道東になると、数十キロという地域も珍しくはありません。

ご高齢の方や、酪農業や水産業など日中お忙しい方になると、週一回の移動販売車でまとめ買いをされる方も居られます。

なーしぃ
なーしぃ
冬になると道路も悪くなるうえ、吹雪で買い物に行けなくなることを考えておく必要があります 

そうです。まとめ買い用というニーズがあるのです。

「四季折々の味覚」の保管にも

北海道内、魚釣りを趣味にする方が結構居られますので、釣った魚をストックしている方はよく聞きます。そんな方の家の冷凍庫は「業務用?」というサイズが鎮座していることも珍しくありません。

魚釣りをしなくとも鮮度抜群の魚介類が、町のスーパーで普通に手に入ります。

なーしぃ
なーしぃ
「シーズンで安いし、買っておこうか」の時にもいいですよ 

山菜シーズンに採ったものをストックしておいたり。

春に採った「行者ニンニク」を夏にバーベキューでそのまま焼いて食べるという楽しみも。

他にも「冬でも室内はTシャツ一枚」なのが北海道の生活文化ですので、アイスクリームのストックは欠かせません。

「冷凍庫なんて、冬は寒いから要らないんじゃないの」って?そんなわけないです(笑)

もちろん冬の道東は、朝晩はマイナス20度くらいに下がりますが、日中も氷点下という日は内陸でもせいぜい2月の間くらい。

札幌近郊などでは、そこまで気温も下がりません。

温度差もあって溶けてしまっては元も子もないし、外に置いておくと臭いでキツネやネズミが寄ってこられても困りますし。

必要なのは、冬だけではありませんのであしからず。

「単体の冷凍庫」北海道のどこで買えますか?どれがいいですか?

普通に売ってます

冷凍庫単品、珍しい存在なのかと思いきや。

家電量販店やホームセンターに行くと、ごく当たり前のように普通に売っています。

なーしぃ
なーしぃ
必需品なので、まちの小さな電気店でも取り扱いがあります

メジャーなメーカー品は揃わない「冷凍庫」ですが、アイリスオーヤマで上開きタイプも、一般の冷蔵庫のような前開きも各サイズが揃っていました。リンクを貼っておきます。

家庭用なら、100リットルサイズくらいは欲しいところ

ではどのくらいのサイズ、値段のものを用意すればよいかという説明です。

4人家族の我が家だと、100リットル前後のもので重宝しています。

日常使う冷凍品であれば、冷蔵庫に付属する冷凍庫もあるわけですし。

なーしぃ
なーしぃ
大きいものがあるに越したことは無いですが、このくらいで十分ではないでしょうか

コンセントと置き場所のスペースさえ解決すれば、あとは準備するだけ。

値段も大型のものでなければ2~3万円台と、そんなに驚くような価格ではありません。

あとは、一般的な冷蔵庫のように扉が前に開き、分割された引き出しにストックする「引き出し式」のものか「上開き式」のものかを選ぶ形になるでしょう。

どちらがいいかですが、これは「お好みで」としか言えません。私がこの記事を書くためにリサーチに行ったとき、店頭には「引き出し式8:上開き式2」くらいの比率で並んでいました。スリムな引き出し式の方が人気のようです。

なーしぃ
なーしぃ
私の家庭では海外メーカー品を使っていますが、15年壊れず助けてくれています

「上開き」のほうが自由度が高くておすすめ

我が家の冷凍庫は、上開きタイプを用いています。

先に述べた「引き出し式」ですが、こまめに小分けしたりする方にはいいのでしょうけど、我が家は私も妻も、少々大雑把でございまして…

買ったもの・もらったものをどんどん詰め込んでいきます。

なーしぃ
なーしぃ
そんなタイプの方でしたら、自由度が高い「上開き」のほうがおすすめ 

「鮭一本」「サクラマス半身」「鹿肉ブロック」など、本州ではなかなか無い単位(大きさ)で買ったりもらったりします。

その日のうちにさばいて処理をするのならいいかもしれませんが、翌日以降となると、そのままのサイズで家庭用冷凍庫や、引き出すタイプの冷凍庫にはおさまりません。

上開き冷凍庫なら、縦につっこめてしまいます(笑)

キャンプに行く際など、保冷剤代わりに2リットルのペットボトルの水を凍らせるのにも便利。これも縦置きで凍らせることが出来ます。

なーしぃ
なーしぃ
お恥ずかしながら、我が家は狭い家なので冷凍庫は「玄関先の廊下」にございます 

高さもちょうどよく、ふたも平面。出掛ける際の荷物置き場としても何かと重宝しております。

車庫に備え付けている方は、作業台状態になっているのもよく見ます。

「4人家族で困っていない我が家サイズの、値段もこれくらいかな」というものを貼っておきますので、どうぞ参考程度にご覧ください。

 

道東に移住し15年の実生活をもとにしたブログ記事を書いています。

詳しい暮らしの概要は都度記事をアップしておりますので、他の記事もどうぞご覧ください。

今後とも北海道移住ブログ「なーしぃのひとりごと」をどうぞよろしくお願いいたします。

ABOUT ME
なーしぃ
北海道・道東に住む48才の男性看護師。2児の父親。 大阪府出身で、32才のとき結婚を機に北海道へ移住。 高校生の時からバイクツーリングが趣味で、日本一周を達成した経験があるなどその経験は豊富。 ケアマネージャーなどの医療系資格だけでなく、自動車整備士やファイナンシャルプランナーの資格を持つなど、幅広い視点で北海道生活を伝える。
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