移住

移住者の団体や県人会には、あえて入っておりません【北海道移住15年】

移住を検討されている皆さんや、移住して間もない方々の中には「移住者の集まり」や「移住者の会」「県人会」などを探されている方が居られるかもしれません。

移住するまでの疑問や不安、移住してからの「こんなはずじゃなかった」という地元の人に話せない話題を理解してほしい。その気持ちから同じ境遇の人が多いコミュニティに参加するのは、ある意味当然のように思います。その気持ち、良く分かります。

また、新しい土地に暮らしてからも自分の故郷を大切にしたいという気持ち。これも理解できます。

結論から言うと私は、どちらのコミュニティにも属していません。(というか、属さなくなりました)

移住者の会、というか移住者の集まりに参加させていただいたこともありましたが、もう参加しなくなって10年以上になります。

それはこういった理由からです、というものを大阪から北海道に移住し15年という私の私見ではありますが、述べさせていただきました。どうぞ最後までよろしくお付き合いください。

自ら「壁」を作っているように感じたのです

なーしぃ
なーしぃ
移住への想いも、人それぞれ違いますし。

私も移住前、希望した土地に偶然知り合った方が移住者でした。

実際に住む町の雰囲気や、住居などの情報をいただいたり。たいへんお世話になりました。また実際に移住してからも、同じく移住者の方を紹介して下さり、休日になるとその仲間内で出かけたり、夜は互いの住居や店で一杯交わすこともありました。

しかし、移住者だけで集まると「地元の方々との関係」がどうしても希薄になるのです。

自分で「壁」を作ろうと思っていたことは無いのですが、会うのは移住者同士がほとんど。

「こんなふうにしたらいいのにね」というアイデアが集まり、それらが町おこしにつながる。そういった集まりなら素晴らしいのですが、移住者だけが集まっての話では、不満などが交錯する訳です。

せっかく新しい環境に移るのですから、愚痴や不満を言いたくなる環境ではなく、楽しく過ごしたいですよね。

せっかくですから、地元の方たちが集まる場に積極的に足を運んでみませんか。

地元の方と移住者がいい関係を保つことで活発な町おこしにつながり、いい地域振興となっている場所もあると聞きます。

地域のイベントは、みんなで協力。子どもたちのキャンプもみんなで協力。

移住者が全員、町おこしに参加する必要は無くても、活気のある地域の方が楽しいですよ。

といっても、こんな現実もあるのですが…

なーしぃ
なーしぃ
隣の芝生は青く見える、ではないですが…

といっても、移住して間もなくすると色々見えてきます。

住んでいる環境、仕事の環境など「何か思ってたのと違う」「もっと楽しいと思ってたのだけど」「何だが不便」など。
そして「住んでみて分かったけど、〇〇町の方が理想の環境だったかも」などなど。

実は、同じような思いがあったのか、環境を変えることを行動に移し、長く暮らしている移住者が思いのほか居るのです。こちらに詳しく書いております。

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私も、現在の居住地は2か所目です。人の縁もあって、とことん流れに身を任せてみたのです。

今は移った環境で子どもたちも大きく育ち、いい方向に風が吹いてくれたなあとしみじみ思います。

転居する前によく集まっていた、移住者だけのコミュニティは離れました。今も残られている方、他の地に移られた方、北海道を離れ地元に戻る決断をされた方。いろんな判断をされた方が居ると聞いています。

私の行動が褒められる判断だったか、正解だったかどうかは分かりませんが。

「郷に入っては郷に従え」「郷に入っては郷に従う」が気持ちいいと思えたら最高かも。

新しい土地に来て、何かをクリエイトしたいと思われている方も。
まずは縁あって住むことになったその土地ですから、楽しく暮らしたいですよね。

その雰囲気も好きになってそのコミュニティに住まわせてもらっているわけですから。

まずは「郷に入っては郷に従え」「郷に入っては郷に従う」生活、いかがでしょうか。

住んでみて初めて分かることも多いです。

小学校・中学校の運動会は「地域のお祭り」で、地域総出で準備するところもあるでしょう。マイナス20度近くなる冬の夜、子どもたちの授業で使うスケートリンクの整備当番。撒く水が湯気を立てて、一瞬で凍り付きます。鼻毛も凍ります(笑)

「春の植樹」「地域一斉清掃」は子どももみんなで汗を流す。

ゴミ捨てのローカルルールがあるかもしれません。

冬の雪も、雪捨て場の無い都会より、雪捨てに困らない郊外の方が道路事情は良かったり。

それら日々の暮らしを、地域の方々と過ごす時間を密にして楽しんでほしいのです。

特別難しいことをしているつもりはありません。地域の会合やイベント、集会があればそこに顔を出して参加させてもらっている。それだけのことです。肩ひじを張らず力を抜いて生活して。その地域の決まり事やルールには従って。そんなに難しいことではないように思うのです。

いつまでも「よそ者」である自覚は持っていますが「もうすっかりこの地域の一員だね」と言ってもらえるのが、最高の誉め言葉。

むしろ「周りに気を遣わず、静かに暮らしたい」のなら、理想的なのは隣に誰が住んでいるのかわからないというくらい関係の希薄な、都会のマンション暮らしのほうじゃないでしょうか。

誰も住んでいないところに、誰の目を気にすることなくというのは、地方の方が難しいと思います。

地方には結構いるんですよ。移住者が。ほんとうに多様なきっかけや理由で移住されている方が居られます。仲良くなる方もたくさんいます。
そして趣味や話題が共通で、楽しく過ごせる地元の方もたくさんいます。ですので、あえて移住者の会や県人会といったコミュニティに属さなくても、心配しすぎず移住されるくらいでもいいのではないか、と住んで15年。そう思いますよ。

県人会については、現代はSNSもありますから出身地との縁が切れてしまうということも無いでしょう。私は大阪出身ですが、そもそも「府人会」とでも言えばいいのか、そんな集まりは聞いたことがありません。

 

他には近年では地方の町であっても、ここ近年は子育て世代の方々を中心に各種のコミュニティが活発です。

特に「ママ友」が集まれるコミュニティは、自治体を挙げてサポートしているところも多いため、移住前にはぜひチェックしておきたいですね。

こちらの記事が参考になるかと思います。

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今回は私見を連ねるだけで、記事と言えるものでは無かったかもしれません。ご容赦いただければ幸いです。

今回も最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
みなさまに参考としていただけたり、疑問解決の一助となりましたら幸いです。

ふだん私は、北海道が大好きになって、「いつかは北海道、道東に住んでみたいな…」と思われた方が有意義に感じてもらえるようなブログ記事を書いています。下のリンクから、他の話題もご覧いただけましたらうれしいです。

今後とも北海道移住ブログ「なーしぃのひとりごと」をどうぞよろしくお願いいたします。