移住生活

【失敗しない北海道移住】実は「2か所目」の移住先で成功することが多い現実

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実は「2回目に引っ越した場所」のほうがうまくいくことが多いのです。
最初の移住地に、絶対住み続けないといけないなんてことは無い!

このサイトに来てくれた方は、北海道移住を検討されている方や移住して間もない方でしょう。

移住という大きな決断。うまくやっていけるだろうか…
ネットを検索すると、ネガティブな話が目についてしまう

現実に移住して「こんなはずじゃなかった…」という思いで、このサイトに来られた方も居られるかもしれません。

何か想像していた北海道移住と違ってね…
何か毎日が、思ってた以上に楽しめない

もちろん悪いことは考えたくないけど、数年で本州に戻られた方の話を読むと、尻込みしてしまう。そういった気持ち、とても理解できます。

私は北海道・道東に移住して15年になりました。子どもは成長し、親子とも忙しいなかに生活を楽しんでいます。

もちろん誰だって失敗はしたくないですよね。楽しむために北海道に移住したい。誰だって新天地で長く住み続けたいはず。

そんな中、みなさまに「2回目に引っ越した場所のほうが、うまくいくことが多い」事実をお伝えします。

なーしぃ
なーしぃ
私も長く暮らしている今の地は、2か所目です

きっとこの記事が、お悩みや不安を和らげてもらえることにつながるかと思います。

失敗しない北海道移住。真の移住先は、2か所目の移住地かもしれません

2回目に引っ越した場所で、長く生活する移住者が多い

これには、都会から移住してきた者の大半がやってしまう「ある失敗」と、住んでみてからの「気づき」が要因です。

私も北海道生活は長くなりましたが、最初の2年は北海道内でも別の町に住んでいました。そして今の町に転居し14年が経過した「今回の記事の実践者」でもあります。

今回の結果は10数名の、私を含めた移住仲間の実体験をもとに書いております。

都会での経験や考えが、批判ととらえられてしまう経験

誤解 カード
なーしぃ
なーしぃ
これは、本当によく聞く話です

生活の中での会話であったり、勤めだした仕事先での会話であったり。

「私が〇〇にいた頃は…」という、何気ない会話。

こちらとしては、そんなつもりが一切ない「経験談」や「提案」だったとしても、相手には「批判」にとらえられてしまう。これ、本当によくある話です。

そしてうわさ話が飛躍し、その後とても面倒くさいことに。

勘違い 驚き

これは地方移住の話でなくても、就職や進学などの新しい集団に入っていった際、皆さまの中にも1度は経験されたことのある方が居られるのではないでしょうか。

それで地域に、職場に居づらくなってしまった、という声を聞きます。

私も最初に勤めた勤務先で、その洗礼を浴びました。

なーしぃ
なーしぃ
いやほんとに「なんでそーなるの!」という感じでした

特に地方は一気にうわさ話が広がりますから。それはもう、光回線よりも早く。そして尾びれが付きながら不正確に。困ったものです。

そうなると、気持ちよく過ごしにくくなってしまいますね。

地域も仕事も人付き合いも「郷に入っては郷に従う」その気持ちの持ちようが大事になってきます。

自分の思い描いていた住環境が「ここではない」ことが見えてくる

住居探し
なーしぃ
なーしぃ
皆さんが感じたこの気づき、ほぼ合っています

憧れの北海道生活をスタートさせて数か月から1、2年程度経過すると、テレビや雑誌の情報や休暇を利用して出かけた際、いろんなものが見えてくるようになります。

「隣の芝は青い」ではないですが、他の町や地域が見えてくるのです。

移住してから「あれ、自分の理想は今のここではなく、向こうじゃなかったのか?」という場所が見えてくることが多いのです。

やりたかった仕事、住環境、娯楽、理想としていた北海道生活を叶えるに適した町が。

移住前にネット検索では見えてこなかったもの。それが見えて、聞こえて、感じてくるようになってきます。

そう感じていると本当に不思議なことに、なぜか縁が結びついてくるのです

北海道に住むようになってから知り合った方からの紹介や、たまたま自分のスキルを活かせる仕事がその町にあるなど。

なーしぃ
なーしぃ
現地に住んでアンテナも張りやすくなっているので、本当にベストタイミングで見つかります

そこに 『都会での経験や考えを述べて、批判ととらえられてしまう』で述べたことを抱えていて、心がもやもやしている時だったら。

加速度がついて、理想とする町で再スタートを切るという感じです。

そして同じ過ちを繰り返さず、学びとして活かしていく。定住に結び付いていく流れになります。

2回目の住処が、安住の地という移住者が多い。失敗しない北海道移住

・理想としていた空き家を見つけ、夢だった空き家リノベーション生活を2か所目の移住先で実現させた者

・2か所目の移住先に移る際、会社を辞めて起業し、宿を始めて旅人を迎える側に立っている者

・2か所目の移住先で都会での経験を評価してもらえ、いきいきと北海道生活を楽しめるようになった者

・移住先で結婚相手が見つかり、2か所目の移住先となる場所で新生活を始めた者

理想としていた移住像を「2か所目の移住先」で実現させた話を聞きます。

長く住んでいても、生活背景やライフスタイルの変化で再度環境を変えることがあるかもしれません。

せっかく北海道移住生活という壮大な人生計画なのですから、とことん理想を追求してもいいんじゃないでしょうか。

何も最初に決めた場所だけが北海道じゃありませんから。私も何とかなってますよ。大丈夫!まずは一歩、進んでみてください。過程も楽しんでくださいね。

失敗しない北海道移住。3か所目の移住や、他の選択をする方も居られます。

歳を重ねたライフスタイルの変化などの理由から

ライフスタイル

長く住むようになると、本人の生活環境だけではない、ライフスタイルの変化を求められる出来事が生じてきます。

子の進学や就職、結婚。年を重ねていく両親の生活問題といった出来事ですね。

北海道の地方都市では進学先が限られ、高校や大学へ進学する時点で都市部へ巣立つことが多いのです。こちらの記事もご参照ください。

高校進学 アイキャッチ
北海道、リアルな高校進学事情。子育て世代に贈ります【北海道移住生活】「子どもたちが迎える、高等学校への進学」のお話です。わが子が高校進学するにあたり「北海道の高校進学は、都会とは全く違う特殊な状況」であることを私自身が学びました。そのリアルな内容をお話しします。...

その際にわが子が都市部へ転居するのに合わせ、その親も便利な道内の都市部へ引っ越す方が居られます。(これは移住者だけに限らず、元々住んでいる地元の方もです)

ほかにも両親も高齢となり、実家に顔を出す回数を増やすことを考え、空港や駅などへのアクセスのがよい場所に転居するという選択をされる方も居られます。

自身が病気を患い、治療のため都市部の医療機関の近くに移らざるを得なくなったというケースもありました。(地方は医療資源も限られます)

「次の場所も、楽しめたらいいね」と3回目の移住先で楽しんでいる方も居られます。

内地に戻られる選択をされる方も

夢破れる

3回目の移住と同じケースとなって、これを機に内地に戻られる方も見受けられます。

「やっぱり地方移住は、難しかったよ」という方が居られるのも事実です。

「想定以上に、冬の生活が厳しかった」という声が少なくありません。やはり冬の北海道生活。思った以上にネックになっています。

そうならないように、ぜひ移住前にはこちらの記事も参考に、冬の北海道生活も体験しておいてください。

お試し移住 アイキャッチ
後悔しないために。移住前に「おためし移住」利用のおすすめ【北海道移住歴15年】移住についてネットを通じて簡単に手に入り、どこがいいのか目移りしてします。北海道移住歴15年の私のおすすめは『おためし移住』や『おためし暮らし』『ちょっと移住』と呼ばれる、短期滞在での生活体験です。この制度がもたらしてくれる利点を、移住者の視点でお話しさせていただきます。...

四国や九州へ「新しい移住」をされる方も。

高齢者の背中

出身地ではない、全く縁のない四国や九州へ移住されていく方も居られました。

「北海道の生活は分かった。楽しかった。まだ知らない場所に行って、いろんなものを見て食べて楽しみたいね」と話される、北海道に移住し30年近かった「移住の先駆者さん」

子どもさんも独立され内地で生活。お孫さんも居られましたが、さっそうと旅立っていかれました。

完全に人生を楽しんでおられました。ある意味うらやましいですね。

みんなで談笑

この記事が、北海道移住への決断に悩んでいる方への一助となれば幸いです。

ふだん私は、北海道が大好きになって、「いつかは北海道、道東に住んでみたいな…」と思われた方が有意義に感じてもらえるようなブログ記事を書いています。下のリンクから、他の話題もご覧いただけましたらうれしいです。

今後とも北海道移住ブログ「なーしぃのひとりごと」をどうぞよろしくお願いいたします。

ABOUT ME
なーしぃ
北海道・道東に住む48才の男性看護師。2児の父親。 大阪府出身で、32才のとき結婚を機に北海道へ移住。 高校生の時からバイクツーリングが趣味で、日本一周を達成した経験があるなどその経験は豊富。 ケアマネージャーなどの医療系資格だけでなく、自動車整備士やファイナンシャルプランナーの資格を持つなど、幅広い視点で北海道生活を伝える。
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