移住

移住して、自分らしい仕事にチャレンジする方。増えてます。【北海道移住15年】

「北海道に住みたい」そして「理想としていた仕事に就きたい」または「チャレンジしてみたい」
「北海道に魅了されたので、住むことが出来たなら北海道をイメージする仕事への転職を考えてみたい」
移住をイメージする方は、一度は考えるのではないでしょうか。

そこで今回は、私の周りの移住者で匿名ではありますが「自分らしい仕事にチャレンジ」を実現されている方たちをご紹介いたします。

移住後のお仕事を考えておられる方に、何らかの参考になるキーワードがあるかもしれません。ご一読いただけましたら幸いです。

自身が旅人で、現在は旅人を迎える宿を経営

移住を機に宿業を始められたという数名の方と、お付き合いをさせていただいています。

今回紹介する方は関西出身の60代のご夫婦で、大学生の頃から国内を自転車や徒歩で旅をされた方です。

旅の途中に知り合われ、ご結婚されたあと数年のサラリーマン生活をしていましたが
「旅先でお世話になったことが忘れられない。今度は旅人を迎える側に立ちたい」と、北海道で宿業をスタートされました。

ご主人は宿の経営から建物の維持管理、修繕。時には地域の仕事のお手伝いなども。奥様はパート勤務を続けながら旅人を迎えられました。

北海道移住歴は約30年と古く、3人の子どもさんも自立し独立。規模を縮小された現在も、現役で宿を経営されています。「いろいろあったけど長くやっているだけで、何とかなるもんだよ」と笑顔で振りかえられました。

人生放浪の旅の途中、人の縁で定住

関西出身の私と同世代の40代男性。

夏になると北海道で昆布干しや鮭の水産加工(通称シャケバイ)、秋には四国でミカン収穫、冬は沖縄でサトウキビ狩りのアルバイトをしながら旅生活をする「渡り」と呼ばれる生活を数年間されていました。

ある年、北海道で過ごしている時に住み込みの宿舎に「屋根の塗装の手伝いをしてくれないか」という話があり、当日は仕事も休みだったために手伝いをすることに。
その縁があって翌年からはその塗装業の手伝いが本職となります。

仕事の縁で空き家を見つけ、そのまま北海道に定住しました。

ここ数年は高齢の親方さんを継いで、職人として独立。

冬になると仕事が無くなるのですが、冬は道央にあるスキー場のアルバイトをしながら趣味のスキー三昧の生活。

「じっとしてられない性格みたいだから、ちょうどいいのさ」と笑って話されます。

後悔しない北海道移住。移住前に「おためし制度」利用のおすすめ【移住歴15年】移住促進の制度やお仕事、住居のこと。いろいろな情報がネットを通じて簡単に手に入り、どこがいいのか目移りしてしまいますよね。北海道移住歴15年の私がぜひ利用をおすすめするのが『おためし移住』や『おためし暮らし』『ちょっと移住』と呼ばれる、短期滞在での生活体験です。 この制度の内容と、もたらしてくれる利点を、移住者の視点でお話しさせていただきます。...

酪農の世界に足を踏み入れた、元教員

関東出身の40代のご夫婦です。

都内で小学校の教員をされていましたが「生きている実感が欲しい」ということで酪農家の道を志されました。

北海道には数か所の「酪農研修学校」というものがあります。

ほとんどの場合夫婦で数年間、住み込みで研修を受け酪農の学習をされます。その間は学校を運営する団体の職員として雇用されますので、給与も発生。

卒業後は酪農経営を辞められた空き農家さんなどの土地や建物を譲り受け、就農するという制度が確立されています。

ご夫婦もこの制度を利用して酪農を学ばれました。卒後10数年経過した現在は独立され、地域の酪農家さんとして就農。そして過去の経験を活かして地域の学校教育や運営のアドバイザーや世話人を任されるなど、なくてはならない存在として活躍されています。

「早朝から夜遅くまで職場に居るということもなく、家族と一緒に居られるのがいい。食の安全を預かる仕事のやりがいもたまらないね」と、やはり笑って話されます。

地域おこし協力隊として奮闘している女性

東海地方出身の20代の女性です。

総務省の「地域力の創造・地方の再生」という言葉のもと、都市地域に住む者が過疎地域に移住し、その市町村の有期職員として地域おこしの支援などを「仕事」として行う方々が全国に居られます。

ここ数年で確立された「仕事も準備された、新しい移住スタイル」のひとつかと思います。
(どうやら、自治体とのマッチングや考え方の乖離などもあり、問題となっているケースも聞きますが…)

その方も応募し採用となった方で「地域にもともと住んでおられる方が気づかない、埋もれた地域の宝」を一生懸命掘り起こそうと奮闘しています。

これは移住者のほとんどが目にする「気づき」だったりするのですが、彼女は若い女性の視点で、私のようなオッサンとは違う気付きで、新しい魅力発信に取り組んでいます。「おしゃれな農家カフェ」的な話題は、私には発信できないですから…

「任期制(2年)なので、何とか形になるものを残したい」と奮闘する彼女。縁あって来てくれた、こういった活気のある若い世代の方が任期後も定住してくれるといいですね。

他にも、自然ガイドのお仕事をされている方、雑貨店を経営されている方、写真家の方、雑誌編集者、定年後の理想郷を求めたご夫婦など、移住後に夢を実現された方が私の周りだけでもたくさん居られます。

詳しく説明すると簡単に個人が特定できてしまうくらい、面積は広いけど人口規模の小さいのが道東です。深く掘り下げて紹介できないのが残念ですが、いろんな人生をおくられる方がいることをお伝え出来たならうれしいです。

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

ふだん私は、北海道が大好きになって、「いつかは北海道、道東に住んでみたいな…」と思われた方が有意義に感じてもらえるようなブログ記事を書いています。下のリンクから、他の話題もご覧いただけましたらうれしいです。

今後とも北海道移住ブログ「なーしぃのひとりごと」をどうぞよろしくお願いいたします。