移住

北海道・道東の雑学「難しい地名・読み方・呼び方・略称」8選をご紹介

私・なーしぃは大阪から移住し、北海道・道東に住むようになって15年。

地域の名前(略称)を聞いて「何て読むの?」「そんな呼び方するんだ」という呼名・地名・略称がありました。

北海道全体で言うと

「胆振」(いぶり):北海道南西部の室蘭や苫小牧のあるあたり。

「後志」(しりべし):倶知安や小樽のあるあたり。

なんて、まあ読めないし普段使わないですよね。

                                     出典:北海道・オホーツク総合振興局ホームページより

(ひょっとすると、北海道の東側を表す「道東(どうとう)」というのも聞きなれないかもしれません)

「難読地名」でいうと、釧路町の海岸線沿いにある仙鳳趾(せんぽうし)・知方学(ちっぽまない)・分遣瀬(わかちゃらせ)など、全く読めないものも…

北海道・難読地名で検索すれば、本当にたくさん出てきます。

もはや、カタカナ表記な地名も。

そんな道東地域で使われる呼名・略称を、8つ紹介いたします。

今回の内容は、まったく学びにならない雑学程度な内容かもしれません。

お時間の許す限り、どうぞお付き合いください。よろしくお願いいたします。

釧根(せんこん)

釧路・根室地域を総称しての呼称です。

路管内と室管内で、広域の経済・生活圏を形成しています。

                                  出典:北海道・釧路総合振興局および根室振興局ホームページより

実生活においても、根室管内だけでは人口規模も小さいために大規模店舗がありません。そのため若い世代は、週末に100キロ程度離れた「釧路のイオン」に家族で出かけるのが一つのレジャーというか、文化として根付いています。

また、各種の検定試験を受けるにも釧路市が試験会場というのが一般的であり、比較的高度な医療を受けるにも、釧路市内の医療機関に向かうことになります。

衆議院選挙では、この釧根地域でひとつの選挙区となっています。また、自動車を購入すると「釧路ナンバー」となります。

(根室管内の羅臼町・標津町・中標津町・別海町では「知床ナンバー」が設けられました。もともとは「北見ナンバー」の斜里町・清里町・小清水町も知床ナンバー管轄となっています)

根釧(こんせん)

内容としては「釧根」の説明と同じとなりますが、根室を主語と申しましょうか、室の方が路より要素の強い際にはこちらを用いているようです。

開拓地としての歴史がある「根釧台地」や、釧路の幣舞ロータリーから根室市内・根室振興局前まで伸びる、国道として日本最東端に存在する国道44号線のことを通称「根釧国道」と呼びます。

写真は中標津町の開陽台を望む位置からの、北海道遺産にも選定されている「根釧台地の格子状防風林」です。

釧標(せんぴょう)

国道272号線を通称「釧標国道」と呼びます。

読んで字のごとく、路市の幣舞ロータリーから国道44号線の重複区間を経て、釧路町別保から津町の中心までを結ぶ約116kmの国道ですので、この呼称となったようです。

ただ、日常生活の場で「せんぴょう」の言葉を用いることは皆無に近く、国道272号線のことも高齢の方は「産業道路(標津地域の産業を釧路と結びつけた道路としての由来)」若い世代の方は「にいななに」と呼ぶことが多いです。

釧網(せんもう)

路と走を結ぶJRの路線を「JR釧網本線(せんもうほんせん)」と呼びます。

この「せんもう」という呼び方も一般生活で多用されることはほとんどありません。

写真は釧網本線を走る冬の観光列車「SL冬の湿原号」です。

釧路圏と網走(オホーツク)圏も経済的な結びつきはほとんどありません。

NHKを見ても、釧路側は「釧路放送局」網走側は「北見放送局」が担いますので、ローカルニュースの時間も違う内容となります。

北海道を代表する地方紙である北海道新聞であっても、地域の情報は「釧路・根室」とページが区分されます。ですので、網走を含めたオホーツク管内との経済・生活上の往来はほぼありません。お互いが「隣の観光地」的イメージを持ち合わせている雰囲気を感じます。

根北(こんぽく)

根室管内・標津町とオホーツク管内・斜里町を結ぶ国道244号線を「根北峠」と呼びます。斜里町は北見を中心とするオホーツク管内にあり、その昔、室国と見国を結ぶ道路として設けられたことの名残でしょうか。

この国道244号線が「こんぽく」と呼ばれることは比較的多く、日常でも交通手段の話になるとよく出てくるイメージがあります。

北網(ほくもう)

大変広いオホーツク管内を区分わけした時、見地方(北見市(旧常呂町を除く)、常呂郡訓子府町・置戸町)と走地方(網走市、北見市北部(旧常呂町)、網走郡・斜里郡)を合わせた名称・総称です。

北見市には、科学館や博物館・美術館などの複合施設として「北網圏北見文化センター」という施設が存在します。

※この文章を作成している際、北網や後述する遠紋、斜網という字は変換してくれず、たいへん手間が掛かりました…

                                    出典:北海道・オホーツク総合振興局ホームページより

遠紋(えんもん)

先に述べた「北網」に対して、オホーツク管内の北西部に位置する別市、紋別郡(ここに軽町が含まれる)、常呂郡佐呂間町を合わせた名称・総称です。

斜網4町(しゃもうよんちょう)

里郡全域(斜里町、清里町、小清水町)と走市を加えた総称として呼ばれます。斜里郡で生活する場において、行政上の区分として使われることがあります。しかし、一般生活上で使うことはそう多くはありません。

どちらかというと「斜網」として網走市、網走郡全域(美幌町、津別町、大空町)と網走郡全域を合わせた総称を、オホーツク管内を4つ(斜網、北見、遠軽、西紋)に大別した時のほうが一般的でしょうか。

美斜線(びしゃせん)

美幌町から斜里町を経由し根室管内の羅臼町を結ぶ国道334号線の、幌から里間を「美斜線」と呼びます。

写真は美幌斜里区間ではない、知床横断道路にかかる部分の国道334号線です。素材が無く申し訳ないです…

平成5年3月までこの区間は「北海道道269号・美幌斜里線」という道路で、同年4月から「知床横断道路」と呼ばれる国道334号線に編入延長される形で国道に昇格した歴史があるそうです。

そのため今でも「びしゃせん」という呼び方は比較的多くの世代の方が用いています。

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

ふだん私は、北海道が大好きになって、「いつかは北海道、道東に住んでみたいな…」と思われた方が有意義に感じてもらえるようなブログ記事を書いています。下のリンクから、他の話題もご覧いただけましたらうれしいです。

今後とも北海道移住ブログ「なーしぃのひとりごと」をどうぞよろしくお願いいたします。