移住生活

【2024最新・北海道の高校入試】受験前に検討・準備したい「下宿」「スマホ」事情

当サイトは、プロモーションが含まれています
来年、娘が高校進学。地元を離れて、街の高校に通いたいと話しているの
うちの子も進学だけど、どうするかまだ聞いてないな
なーしぃ
なーしぃ
学校選び以外にも、準備がたくさん必要な高校進学です

私が住むのは北海道・道東です。

私の娘が2023年春、釧路の高校に進学。下宿生活をはじめました。

地元高校を選ばず、街の高校に進学を決めた子の保護者として準備したこと、やっておいたことを、私の経験をもとにまとめました。

釧路だけではなく帯広、北見、旭川、函館、そして札幌も。

北海道の方でしたら、進学までの過程は、ほぼ同じ状況で進むと思います。

この記事では、都会の進学先を「街」と表現しています。「街」を進学先の地名に置き換えてお読みください。

北海道の高校入試。受験前に検討したいのが「街に出るか、地元校を選ぶか」

校舎

3年生の夏休み前後から、高校選びは本格化します。

模試や3者面談もこの頃から。

この時期に必ず手に入れたい本は、こちらの2冊です。


なーしぃ
なーしぃ
道新受験案内、年に2~3回発売されます。こちらは夏版です。 


なーしぃ
なーしぃ
2023年10月、今年の最終更新分も発売されました。こちらが最新です。 


なーしぃ
なーしぃ
こちらは年一回の発行です。早めに準備しておきたいですね

中学校の進路指導の先生も、道内、特に管内の状況はよくご存じです。

進学先を地元高校を選ぶか、街の高校を選ぶか。別記事を書いてますので、こちらの記事をごらんください。

高校進学 アイキャッチ
北海道、リアルな高校進学事情。子育て世代に贈ります【北海道移住生活】「子どもたちが迎える、高等学校への進学」のお話です。わが子が高校進学するにあたり「北海道の高校進学は、都会とは全く違う特殊な状況」であることを私自身が学びました。そのリアルな内容をお話しします。...

自分のやりたいことが、地元の高校では叶えられないから?

街の高校に通いたい理由は何か?をよく考えて相談して決めましょう。

北海道の高校入試、受験前に検討しておきたい通学方法「無理やり自宅から通おうとしていませんか?」

キハ40車内

地元から進学先の高校に通えるかどうか、ですね。

下宿費用がもったいないから、の理由で街までJRやバスでの通学を選択するのは、おすすめしません!

なーしぃ
なーしぃ
保護者として、買える時間は買ってあげましょう

高校入学後の部活動を楽しみにしていたのに、帰りのJRやバスの時間に間に合わないという理由で部活動が出来ず、泣く泣く通学だけしている同級生がいるそうです。

制限をかけてあげないためにも。やりたいことを、心おきなくさせてあげるためにも。

保護者の方が行う朝晩の送迎。これも「見えない費用負担」だと思います。

毎朝、始発列車やバスに合わせて駅まで送迎するのも、保護者の役割。

子どもさん、保護者の双方に送迎が負担にならないか。よくご検討ください。

なーしぃ
なーしぃ
受験される本人にも、考えてほしいことはこちら

この記事を、入試を受ける本人が見てくれていたら。

街の高校に行きたい。けど家から通うほうが楽そうだから、というのが理由になっていませんか?

行き帰りのバス・列車の中で教科書や参考書を開いて勉強。大変ですよ。

街の高校を選んだいちばんの理由は、何ですか?

保護者の方と、よく相談してください。

夏休み前から準備したい「進学した際の、下宿先探し」

入居前の部屋

ここからは「街の高校に通いたい」「下宿生活を選ぶ」という方に向けた内容になります。

一般的な公立高校に「寮」は無いため、個人で探すかたちになります。

中学校の進路指導の中でも、特定の下宿先をあっせんしてくれることもありません。

高校進学先が決まった時点で、高校からあっせんしてもらえるということも、ありません。

なーしぃ
なーしぃ
探す方法は「口コミ」がメインです

同じ中学校から街に出た保護者からの情報や、ネット検索「○〇(地名) 下宿 高校生」などで出てきたところに、片っ端から電話を掛けまくります。

ですが、少子化や下宿先のオーナーさんの高齢化などで、下宿先は毎年減少しています。

釧路も同じ状況にあって、たいへん苦労しました。

希望者に対して、学生会館や下宿などの数が足りていない状況です。

なーしぃ
なーしぃ
大学のある街には数多くの下宿がありますが、高校生はごめんなさいのところが大半です 

電話での雰囲気や伝わってくるもの、最初の印象って大事です。

志望校から歩いて通えそうな下宿先を、複数選んでおきましょう。

この時点で志望校が複数あれば、その志望校ごとに下宿先も探しておきます。

下宿にかかる費用は、月10万円前後

引っ越し費用のイメージ

費用も大きな問題ですよね。躊躇する理由も、ここにあるのではないでしょうか。

皆さんが選ばれる街によって、地域差があるかと思います。

なーしぃ
なーしぃ
「釧路」では、月10万円前後が相場となっていました
  • トイレも風呂も部屋についている、完全個室の下宿
  • トイレや風呂は共同、部屋は個室という下宿
  • 部屋も2人で共同という「寮」のような下宿
  • 食事はすべて下宿先の方が手作りしてくれて、学校で食べるお昼の弁当も用意してくれる下宿
なーしぃ
なーしぃ
育ち盛りの子どもに、食べ物の偏りはしてほしくなかったので、我が家は食事を重要視しました
  • 食事はその時間だけ委託のパートさんが来て、仕出し弁当のような内容の下宿
  • 学校で食べるお弁当の準備は無く、昼は毎日コンビニ食という下宿
  • 下宿を選ばず、ワンルームのアパートで炊事洗濯すべて自活の一人暮らし
  • 下宿ではなく、寮のある学校を選ぶ(専攻科のある高校、高専など)
なーしぃ
なーしぃ
娘の中学の同級生は、昼のお弁当の提供が無い下宿で生活するため、両親が毎週末になると片道約100㎞走って、冷凍したおかずを届けています

いろいろな条件を組み合わせた中から、選択します。

「朝、夕食、光熱費込みで8万円」「お昼のお弁当は別料金(500円)」「洗濯はコインランドリー式で一回200円」「生活費」これで約10万円くらいです。

詳しくは、合格後の費用を紹介した記事も書きました。後ほど、こちらの記事もごらんください。

【2024年北海道の高校進学】入学時に必要な学費・費用は28万円+α北海道の公立高校進学を控える子を持つ、保護者様に贈る内容です。いくらお金がかかるのか、気がかりなところ。2023年春、我が子が高校(普通科)に進学時にかかった費用は、約28万円でした。プラス下宿生活を始めたので、さらに増しました。その費用なども参考してもらえると幸いです。...

北海道の高校入試、受験前に検討したい「高校見学」「下宿先見学」ぜひ行ってください

学校のイメージ

夏休みや9月頃に行われる学校見学には、ぜひ行ってください。

娘はここで、志望校を変更しました。何か第一志望の高校は、感じ取るものが思っていたものと違ったというのです。

なーしぃ
なーしぃ
こういった「直感」大事にしたいですね

その「ついで」と言っては何ですが、その日に下宿先の見学もさせて頂ければ、なおいいですね。

学生会館のような、委託を受けた企業が経営しているところだと「内覧会・見学会」を行うこともあるようですが、基本的には民間の下宿などは「管理人さんの都合に合わせ、随時」見学をさせてくれました。

部屋の空き状況、部屋の大きさ、食事の内容、お昼のお弁当の準備の有無などなど。

なーしぃ
なーしぃ
親子いっしょに見学させてもらうのが、おすすめです

ここは大切な子どもさんが3年間過ごす場所。時間をかけて選びたいところです。

志望校が決まれば、とにかく「下宿先の予約・仮契約を早めに」

電話

志望校を決めた、という方。あとは突き進むだけです。

私たちは、それまでの間にもういちど下宿予定先に行って、進学先になるであろう高校に歩いてみたりしました。スーパー、コンビニの場所など、生活をイメージすることも出来ました。

これは偶然ですが、郵便局が近くにあったのも良かったです。

なーしぃ
なーしぃ
生活費の送金など、郵便局がいちばん簡単で便利です

そこで良し!となれば受験対策と並行して、下宿先を決めてしまいましょう。

すぐ予約は埋まります。冬休み前ではもう無理と思って、間違いはありません。

なーしぃ
なーしぃ
ここまで来たら、受験勉強により一層、気合いが入りますね

北海道の高校入試、受験前に検討したいスマートフォンの契約は「中学生のうちに、データ無制限プランで」

スマホ女子学生

高校入学まで、スマホを持たせていない保護者の方へ。

子どもたちは、私たち大人と違ってデジタルネイティブな世代です。

スマートフォンも1.2日あれば慣れてしまいますが、慣れておくことはすごく大事です。

なーしぃ
なーしぃ
高校に入学する前に、スマホを契約しておきましょう

時間をかけて機種選択や通信会社を選べるのは、今のうち。

合格発表から入学までの期間は、ほんの2週間程度。あっという間に過ぎていきます。

ぜったいおすすめ、データ容量無制限プランのスマホ契約

データ無制限イメージ
僕の家族プランにするから、少しは安く契約できるはず
けど、子どもの分が増えると、家族で2万円近く払うことになるのかしら…
なーしぃ
なーしぃ
まだドコモやau、ソフトバンクで契約を考えているのですか?

高校では、授業中の調べものにも、学校から子や親への学校連絡も「あんしんメール」というシステムが使われています。(中学校の頃から、使っておられる方も多いのではないでしょうか)

子どもたちの学内連絡も、全部スマホのチャット機能だそうです。

授業内の検索であったりクロームブックを使っての授業時は、スマホが必須です。しかし、高校内にはWi-Fi環境は十分整備されていません。

なーしぃ
なーしぃ
データ容量、ものすごく使うようです

娘に聞くと、10ギガバイトくらいなら簡単に使ってしまうとの事。みんな月末は使い切ってしまって、使い物にならないそうです。

無制限プランを家族割で申し込んでも、ひとり5千円くらいするのが標準。

なーしぃ
なーしぃ
大手キャリアのスマホプランだと、初年度だけ安かったりしますね。騙されてますよ

強く推したい「mineo(マイネオ)のパケット放題Plus」

格安SIMイメージ

私の激推しは、マイネオ(mineo)です。

あまり聞きなれない携帯会社かもしれませんが「格安スマホ」の世界では有名な会社です。

マイネオには「パケット放題Plus」というプランがあり「そこそこの速さ(中速1.5Mbps)でデータ量無制限」で使えるのです。

(3日で10ギガ以内という規定はありますが、動画20時間でだいたい10ギガと言われています。普通の高校生の使い方で、こんなに使うことはあり得ないでしょう)

高速1ギガ+中速データ容量無制限で「まさかの1683円(税込み)」なのです!

中速無制限プランですが、学校でも休みの日でも「日常困ったことは無い」と娘は話します。動画もほぼストレスなく見られるようです。

たいていの下宿先にはWi-Fiが整備されているため、学校で使う資料などは下宿先でダウンロード。データ量の圧迫もありません。

なーしぃ
なーしぃ
下宿見学の際、確認したいポイントですね

月末が近づき、ギガ制限にやきもきしている友人みんなに、うらやましがられているそうですよ。

ここをクリックすると、マイネオのデジタルパンフレットが見られます。

なーしぃ
なーしぃ
もちろんiPhoneでも使えます。事実、娘も使えています 

子どもたち、090や080から始まる電話なんて使いません。みんなLINEでんわを使います。電話機能は「おまけ」みたいなものですので、自宅連絡用に、10分掛け放題をオプション(550円)でつけました。

なーしぃ
なーしぃ
自宅へもLINEでんわ。むしろ、掛け放題はなくても良かったかも、という感想です

実家連絡用に「10分掛け放題」の電話代金(550円)を付けて、2233円(税込み)。家族割が入って、月の支払いは2178円(税込み)だけです。

なーしぃ
なーしぃ
ギリギリまで安いので、家族割は1回線55円だけの割引でした 

このお得すぎる「マイネオ」をご検討の方に。

たいへんお得な紹介リンクを貼っておきます。こちらのリンクから契約していただけると新規契約の方も、キャリア変更の方も、3300円かかる事務手数料が無料になります。

なーしぃ
なーしぃ
この記事が役に立って契約される方。こちらから入会いただけると、私も励みになります 

こちらをクリックいただくと、マイネオ紹介ページにジャンプします

スマホ端末を同時購入する際には、さらにAmazonギフトやnanaco、WAONに交換できる2000円分のポイント割引が付いてきます。どうぞお使いください。

北海道の高校入試。受験の前日は、宿泊を強くおすすめします

雪道 アイスバーン

3月初旬。北海道は雪が降ります。

この記事を見てくれている方は、志望校まで距離のある場所に住んでおられる方と思います。

なーしぃ
なーしぃ
ぜひ「受験は、前日に現地入りして宿泊してください」

雪が降って、JRが止まっても困らないように。

冬、日が昇り切らない真っ暗な中、道路状況に不安を感じながら運転しなくてもいいように。

なーしぃ
なーしぃ
「朝、早く出て」の考えはやめておきましょう 

雪の心配がなくなる安心感と、朝にゆっくり構えられるアドバンテージは大きいです。

ビジネスホテルの部屋

受験校に出来るだけ近い宿泊施設を、受験が決まれば早めに押さえてしまいましょう。

なーしぃ
なーしぃ
学校に近い宿は、同じように宿泊を考えている受験生と保護者で、思いのほか早く予約が埋まります

保護者の方と同室の、ツインまたはセミダブルのお部屋で良いかと思いますよ。




あとは当日「体調を整えて受験に望む」ですね。

高校に合格したあと、入学にともなう費用のお話は、現在お読みいただいている記事の続編としてまとめています。こちらの記事をごらんください。

【2024年北海道の高校進学】入学時に必要な学費・費用は28万円+α北海道の公立高校進学を控える子を持つ、保護者様に贈る内容です。いくらお金がかかるのか、気がかりなところ。2023年春、我が子が高校(普通科)に進学時にかかった費用は、約28万円でした。プラス下宿生活を始めたので、さらに増しました。その費用なども参考してもらえると幸いです。...

 

 

ABOUT ME
なーしぃ
北海道・道東に住む48才の男性看護師。2児の父親。 大阪府出身で、32才のとき結婚を機に北海道へ移住。 高校生の時からバイクツーリングが趣味で、日本一周を達成した経験があるなどその経験は豊富。 ケアマネージャーなどの医療系資格だけでなく、自動車整備士やファイナンシャルプランナーの資格を持つなど、幅広い視点で北海道生活を伝える。
写真素材素材【写真AC】