秋のおはなし

北海道・釧路根室の「11月」の気候・気温はこんな感じです【北海道移住ブログ】

11月 アイキャッチ
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秋も終わりを告げ、駆け足で冬がやってくる。

そんな雰囲気の「11月」の北海道。

今回「道東・釧路根室地方の11月」を掘り下げて、説明してみました。

11月は秋か冬かと問われると…肌感覚では雪が降るまでは秋でしょうか。秋の話題として書かせていただきました。

移住生活に特化したブログですので、観光雑誌に書いてあることだけではなく、生活視点でのお話もさせていただきます。

なお、気象の数値は気象庁および、釧路地方気象台の各ホームページからの引用です。

最後まで、よろしくお付き合いください。

朝晩は冷え込み、ストーブが朝晩フル稼働

グラフの地点は、季節移住でも人気の釧路です。

最高気温はプラスのひとケタ、最低気温はマイナスという日が続くようになります。

特に内陸の釧路管内・標茶町や弟子屈の川湯、根室管内の中標津町では釧路より5度ほど気温が低く、本格的な寒さが到来します。

日没も早いため、日が傾きだす14時から15時になると晴れていても気温が一気に下がりだし、日中と夜の寒暖差に体が慣れない(まだ感覚が思い出せない)この頃は体調を崩しやすい時期でもあります。

タイトルに使った写真は、釧路空港の夕日です。15時台で、この夕日です。ほんとうに日が短くなりました。

釧路の気温・相対湿度・日照時間・降水量・最深積雪の旬別平年値

服装に関しては、もう冬物です。ダウンジャケットと暖パンなどの防寒着が出番となり、月末には定番となっていきます。

東京や大阪の真冬時期と思っていただければいいのではないでしょうか。

朝晩だけではなく、曇りや雨などの天候だと気温が上がらないため、日中もストーブが入りっぱなしとなります。

今年はとにかく灯油も電気代も高く、狭い我が家でもこの冬の燃料費高騰が恐ろしいことになりそうです。

 

(暖房事情につきましても、説明させていただきました。どうぞこちらの記事をごらんください。)

無いとつらいストーブ アイキャッチ
【移住歴15年】北海道に住むと、必需品となる道具「ストーブ」購入の話です移住し北海道に住むと、何か特別に用意しないといけない道具があるのかな…?とお考えになるのでは?大出費となることはないものの、都市部に住んでいると考えの及ばない「道具」たち。今回は「家中を暖めてくれる、大きなストーブ」のお話です。...

初雪の便りが続々聞かれ、平地でもうっすら雪が積もる日があります

早いところだと10月末に初雪の便りが届き、道内でも遅い部類に入る「釧路」の初雪は平年11月初旬から中旬ごろ。

阿寒の山々や知床連山は11月初旬には雪化粧となり、紅葉も終わり、落ち葉が道路を覆い、幹と枝だけになった木々が増えてくると、見た目にも冬の到来を感じさせます。

正直言うと「何もない」のが11月です

「それを言っちゃあ、おしまいよ」なのですが…

本当に行事や楽しみが無いのが11月なのです。

運動会も終わり(北海道の運動会は、基本的には6月なのですが)学校・地域行事、祭りやイベントごとも10月にはほぼ終わりを迎え、子どもたちの集う遊園地も冬季閉鎖に入り、とにかく何もないのです。

観光で来られると、秋の味覚も終盤戦。どちらかというと「10月の残り物」というのは少々言葉が悪いかもしれませんが、そんな11月です。

ウィンタースポーツもまだ雪が積もるところまで降りません。

写真は数年前の11月上旬、標茶町と中標津町にまたがる西別岳登山口。微妙な冬の入り口といった雰囲気が伝わるでしょうか。

旅行に来られるにも、見どころや体験できるアクティビティが少なくなる11月。景色も微妙。北海道観光の一番のシーズンオフ期です。

道路も朝晩は凍結の危険性もあり、またエゾシカの発情期を迎えるこの頃は動きも活発で、車との衝突事故もたいへん多く聞かれます。どこも混雑が無いところはいいのですが正直、今じゃなくても…という感じを受けます。

私のブログには北海道移住後、家族の成長と季節の歳時記として撮り貯めていた写真を素材として用いていますが、11月の素材がとにかく無いことに気づきました。正直びっくりするくらいでした。

冬支度に追われます

10月の記事にも書きましたが、間もなく来る「冬」の支度に追われます。

寒くなりすぎると、何かと億劫ですので。ケガもしやすくなりますし。寒くなりすぎる前の、陽射しが暖かなうちにという感じですね。

一般家庭では、冬タイヤ交換はさすがに急がないといけない時期。

(別記事で詳しく書かせていただいております。こちらをご覧ください。)

タイヤ交換 アイキャッチ
夏タイヤ・冬タイヤへの交換方法を説明します【北海道移住15年】北国に移住したら、必ず待ち構えているのが「春と秋のタイヤ交換作業」。峠に雪が降ったと聞こえてくる10月中旬から後半に交換し、春先の4月中旬から5月の連休頃までスタッドレスタイヤを履いた車を利用することになります。タイヤ交換の不慣れな方、元自動車整備士の私が説明させていただきます。...

夜に降った雨が一気に冷やされて凍結、なんていうことが翌日いきなりあっても不思議ではない日々です。

排雪スコップの点検、昨年壊れてしまっていたら新たに購入するなどの準備も忘れずに。

小さな子どもの居る家庭でしたら、長靴や外遊び用のスキーウェアのサイズ合わせも必要ですね。

 

道東の11月、少しでもその空気を感じていただけたでしょうか。

今回も最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
みなさまに参考としていただけたり、疑問解決の一助となりましたら幸いです。

ふだん私は、北海道が大好きになって、「いつかは北海道、道東に住んでみたいな…」と思われた方が有意義に感じてもらえるようなブログ記事を書いています。下のリンクから、他の話題もご覧いただけましたらうれしいです。

今後とも北海道移住ブログ「なーしぃのひとりごと」をどうぞよろしくお願いいたします。

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