コロナ自粛で静かだった近年と違い、北海道にもたくさんの観光客の方が戻ってきました。
2023年、2024年と各地の道内イベントも、たいへんにぎわいをみせています。北海道はコロナ前の活気が戻り、元気を取り戻しています。
書店に立ち寄ると、旅行コーナーの充実ぶりがうかがえます。全国的に活況を取り戻したこともあり、刷新された内容の旅行書が目につきました。
地域別に分けられた北海道の旅行書。大きさも値段も内容もいろいろで、目移りしてしまいますよね。
今回は、北海道・道の駅を全駅制覇し、後に道東に移住して15年を越えた私が
「旅行者の気持ちで選んでも、地元民として見ても驚きの充実ぶり」
と感じたガイドブック3つを厳選しました。
1.旅行雑誌の王道!「地球の歩き方 北海道版 2023-2024」「札幌・小樽2024ー2025」
2.旅行雑誌のまとめサイト的存在「北海道ツーリングベストガイド 2024最新版」
3.地域密着!地元の方とふれあえる宿ならこちら「とほ vol.33」
どの本も実際に手に取って読んだうえで、この3冊にしぼりこみました。
この3冊(プラス1冊)があれば、最新の北海道旅行を充分楽しめる内容です。
おすすめガイドブックの筆頭「地球の歩き方 北海道版」がリニューアル!
旅の王道・地球の歩き方 北海道版が2022年に完全リニューアルされました。
このシリーズは私が紹介するまでもなく、国内・海外を旅される方から強い支持を得ていますね。
私も他県版で読んだことはありますが、北海道版は実は初めて読んだのです。
その感想として…「この1冊あれば、十分かもしれない。いやあ驚いた。」ですね。
あまりガイドブックに載らない道東の「これ、地元民でも知らない人の方が多いんじゃないか?」という情報、具体的な交通アクセスまで網羅されています。この本は店頭で立ち読みし、2200円。そのまま即買いでした。
オロナミンCの売り上げナンバーワンは中標津のAコープって…どんな細かい情報ですか(笑)
「るるぶ」などの華やかさは無い紙面ですし、旅行中の持ち運びを想定してなのか小さいガイドブックですので字が小さく、私のような老眼世代には正直きつかったりします。ですがこの情報量は驚きです。
札幌近郊版が2024~2025年版として新刊リリース!
冬は道路事情もあり、どうしても広域の観光が難しくなる北海道。
札幌を中心に、2~3泊くらいでの観光を計画される方にぴったりの一冊が発行されました。
北海道の冬を代表するイベント「札幌冬まつり」、新しい北海道の観光地・北広島のボールパーク「エスコンフィールドHOKKAIDO」からウィンタースポーツのさかんなニセコ地域まで、細かく網羅されています。
こちらも外せないガイドブック。「北海道ツーリングベストガイド 2024最新版」
やや変化球的なガイドブックのご紹介です。
こちらは北海道を夏に走るツーリングライダーには有名な本で、過去10年以上前から季刊で刊行されていた「バイク雑誌」となります。
前年の情報を更新せず、古いままの内容で販売されることが目立ったこの本も、2023年版から心機一転したかのようにリニューアル。
内容は各旅行誌や各地のフリーペーパー、地方の情報をまとめた一冊です。
一般の旅行雑誌が扱わないようなご当地グルメ的食事や観光地の情報も、新しいものになっています。豊富に写真が使われ、見やすさも抜群。
これだけの情報量があって、フルカラーの一冊で1540円。この本だけで北海道を一周出来るくらいの内容があります。
もちろんバイク乗りだけではなく、観光の方が用いても十分すぎるくらいの情報量です。
北海道を旅する、番外編ガイドブックとしておすすめ「とほ」2024年最新版
「お気に入りの場所を見つけたけど、もっとその土地の話をその土地に住んでいる人から直接話を聞いてみたい・話してみたい」ということなら、ぜひこの本をおすすめします。
この本は『とほ』という名の「宿の情報誌」です。
旅好きの宿主が開設する「男女別相部屋」を基本として、宿主と宿泊客どうしが一緒に食事を楽しみ、語り合い、時にはお酒を飲みながら楽しい時間を過ごすというタイプの宿が紹介されています。
とほネットワーク旅人宿の会に加盟している、そんな宿が道内だけで数十件あります。
ひとりでゆっくり休みたいという方には向いてないかもしれませんが、お気に入りの地にある「とほ宿」に泊まり、穴場スポットなどを聞いて訪れるという旅のスタイルもいかがでしょうか。
この本、本州の書店ではまず売られていません。Amazonが一番簡単に手に入ります。「とほ宿」で検索すると出てきます。他に道内でしたらセイコーマートが大型書店で手に入りますのでご検討ください。550円という、ひじょうにリーズナブルな一冊です。
移住先探しで訪れる方には、この「とほ宿」に泊まられることを特にお勧めします。宿主さんも移住者が多く、いろんな経験談などの話を聞かせてくれるかと思いますよ。
夏の北海道は、日中どれだけ暑くても朝晩は大変過ごしやすく「寝たくても暑くて寝れずにバテ気味…」なんてことはありません。体調を整えるためにもお越しください。
北海道にお越しの際は、Wi-Fiレンタルの準備もお忘れなく
友人やご家族といっしょにお越しの際は、ぜひ「ポケットWi-Fiのレンタル」をお忘れなく。
レンタカーの移動中、YouTubeミュージックをつなぎっぱなしでも気になりません。
新千歳空港なら、空港受け取りも可能。出発前の空港や事前のコンビニ受け取りも可能ですし、返却時はポスト投函も選べ、結局ここが一番便利ですよ。