中学3年生の保護者の方へ。
北海道の公立高校(普通科)、進学のときにいくらくらい必要?というお話です。
ざっくり28万円前後でした。ここに部活道具や下宿費用が重なってきます。
まずは学校のことを知らないと、前に進みません。
- 北海道の高校入学時の準備、費用のおはなし。合格発表は、WEBで行われます
- 北海道の高校入学時の準備。合格通知が来たら、すぐ仕事の日程調整を。入学式までは時間や費用にも余裕を
- 北海道の高校入学時の準備、費用。授業料減免の手続きだけは、デジタル化しています
- 北海道の高校入学時の準備、費用。絶対おすすめなのが、データ容量無制限プランのスマホ契約
- 北海道の高校入学時の準備、費用。釧路・帯広・北見・旭川・函館・札幌の「街の高校」を選んだ方へ
- 北海道の高校入学時の準備、費用のおはなし。何はともあれ、下宿先の本契約
- 北海道の高校入学時の準備。下宿先に引っ越しの際は、費用のお得な「リサイクルショップ」もおすすめです
- 北海道の高校入学時の準備、費用のなかで、意外と忘れがちなのが「自転車」
- 北海道の高校入学時の準備、いよいよ入学の日を迎えます
- 北海道の高校入学時の準備、費用。入学後にあわてたこと
- 北海道の高校入学時の準備、費用。高校進学にかかった費用の総額はこちらです【下宿がなければ約28万円】
北海道の高校入学時の準備、費用のおはなし。合格発表は、WEBで行われます
お父さん・お母さんの世代は、合格発表の日に学校まで見に行ってましたね。
今はウェブで一括発表です。2023年は試験が3月2日(木)、発表が17日(金)でした。
発表の翌日には、レターパックで分厚い「入学のしおり」とともに合格通知が届きました。
まるで本のように分厚い、アナログ感満載の書類の束が。
提出する書類、この時代にほとんど手書きとか…
北海道の高校入学時の準備。合格通知が来たら、すぐ仕事の日程調整を。入学式までは時間や費用にも余裕を
平日のご指定が、何度もあります
送られてきた「入学のしおり」ここではじめて、入学式の日程と各種日程の案内がされます。
合格発表から約3週間。長いようで、怒涛の3週間となります。
制服の採寸「ここでつくれます」「○〇日までに作ってください」これが超タイト!
体操服の採寸「〇月〇日の何時から何時まで」まさかの一択
教科書の購入「〇月〇日の何時から何時まで」まさかの一択
子どもは春休み真っ最中でしたが、親はそうも言っていられません。
夫婦でお互い、休みを調整して向かいました。
ご指定の学用品を購入する準備も
クロームブック買ってください、とご指定があります。→学校の指定業者で買うと割高なので、指定機種を楽天で買いました。
数種類の辞書も購入を、とご指定がありました。「分厚い紙の辞書でもいいですが、電子辞書をおすすめします」とありました。→Amazonのレビューを見て、ちょっと型落ちの、ほどほどに使えそうなものを購入。
北海道の高校入学時の準備、費用。授業料減免の手続きだけは、デジタル化しています
マイナンバーカードと、マイナポータルの紐づけで簡素化
現在、北海道の公立高校の授業料は月9,900円です。
保護者の方の収入にもよるのですが、会社勤めの共働き家庭のほとんどの家庭が「減免」される枠内となります。
減免の申請は、入学前のこの時点で行うよう説明用紙(まるで本?のような量)が入っていました。
申請方法も紙に記載してとか、入学式当日持参とか、ああしてこうしてとかいろいろ書かれていました。驚くくらい細かく、収入関係の記載や書類のコピーを添付をすることになります。
いろんなパターンが書かれていていましたが、いちばん簡単なのは
「保護者の方のマイナンバーカード」があり、スマホの中に「マイナポータル」のアプリがあれば一撃で終わります。
いろいろ言われているマイナンバーカードですが、これは便利でした。送られていた書類の中にIDやパスワードが書かれていましたので、QRコードを読み取ってログインし…あとはマイナポータルを利用したことがある方なら、5分もあれば終わる手続きです。
保護者の方が離れて住んでいて電子申請が出来なかったり、紙ベースでの書類提出となると、分厚い冊子の説明用紙からご自身のパターンを読み解いていくスタイルです。
銀行口座はアナログ式
諸経費の引き落とし口座として届け出る金融機関ですが、ネット銀行やゆうちょ銀行(郵便局)は✖なのです。
北海道銀行か北洋銀行、地方の信用金庫の口座を登録し、授業料や必要なお金を引き落とす仕組みになっています。カード払いも不可でした。
「指定の金融機関に行って、間違いなく口座がある」旨の証明印をもらい、その用紙を合格通知が届いて、5日以内に高校の窓口まで持参もしくは必着で郵送…
平日休みを取って銀行に向かい、証明を受けた用紙を持ってその足で郵便局に向かい、レターパックで学校に送付。やれやれでした…
北海道の高校入学時の準備、費用。絶対おすすめなのが、データ容量無制限プランのスマホ契約
スマホの無制限プラン加入を強くおすすめします。
高校では、授業中の調べものにもスマホを用います。
学校内にはWi-Fi環境は整備されていないといいます。そのため、授業内の検索であったりクロームブックを使っての検索時は、スマホが必須です。
おそらく高校進学の際に「まだスマホは持っていなくて…」という子どもさんは居ないと思いますが、プランの見直しが必須です。
娘に聞くと、10ギガバイトくらいは普通に使ってしまうとか。みんな月末は使い切ってしまって、使い物にならないという話です。
私の激推しは「マイネオの、高速1ギガ通話プラン+パケット放題Plus」
あまり聞きなれない会社ですが、格安スマホ会社の中では有名なマイネオ(mineo)です。
通信回線は、大手キャリアほど早くないですが、「日常困ったことは無い」と娘は話します。
10分以内掛け放題の電話代金込み・データ容量無制限で「まさかの2,233円(税込み)」なのです!
子どもたち、090や080から始まる電話なんて使いません。みんなLINEでんわを使います。今思えば、10分以内掛け放題も、いらないくらいです。
こちらに紹介リンクを貼っておきます。
入学前の準備編記事をご参照ください。こちらでより詳しく書かせていただきました。
北海道の高校入学時の準備、費用。釧路・帯広・北見・旭川・函館・札幌の「街の高校」を選んだ方へ
娘は釧路の高校に進学。下宿生活をはじめました。
私が住むのは北海道・道東、根室管内です。生活圏の中で「街」は釧路になります。
釧路だけではなく帯広、北見、旭川、函館、そして札幌となる方々も。
「街」を、ご自身の生活圏、子どもさんが進学を考えている都市に置き換えてお読みください。
受験前の準備については、別記事を用意しています。こちらの記事をご覧ください。
北海道の高校入学時の準備、費用のおはなし。何はともあれ、下宿先の本契約
とにかく「住むところ」を決めてしまわないと、せっかく合格した高校にも通えません。
受験前に仮予約をしていた下宿先に「お世話になります」の電話を入れておきましょう。
本契約の方法や入居日、費用(家賃)の入金方法などは、下宿先と相談していただければOKです。
北海道の高校入学時の準備。下宿先に引っ越しの際は、費用のお得な「リサイクルショップ」もおすすめです
ここまでで、何度往復したか分からない街に、いよいよ引っ越し。
我が家は3月の最終週、必要な道具の買い出しと引っ越しを兼ねて、家族全員で街に向かいました。
姿見の鏡や、備え付けの机のライトや、洗濯かごなどの日用品。本棚。カーペット。
ニトリやホーマックでのお買い物。
この時期は、転出する方も多いようで、結構お得感のあるものがたくさん並んでいますよ。
テレビは見ないのでいらないそうです。iPadがあればいいようです。
北海道の高校入学時の準備、費用のなかで、意外と忘れがちなのが「自転車」
通学の際の交通手段、という部分です。
「夏の間は、自転車で通える」距離に下宿先が見つかれば、自転車も必要です。
今使っている自転車でいいと思いますが、これを機に新しいものに、となればその準備も必要になります。
北海道の高校入学時の準備、いよいよ入学の日を迎えます
4月10日(月)に入学式があったのですが、その前日、15年住んだ家を出て、妻と2人で街に向かいました。
(妻も下宿先に泊めてもらい、翌日、入学式に出席して帰ってきました)
小学生の弟は「自分の部屋が出来てうれしい」というものの、遊んでくれる相手が居なくなり、しばらくの間、心なしか寂しそうでしたね。
北海道の高校入学時の準備、費用。入学後にあわてたこと
高校入学の2日後に、いきなり1泊2日の宿泊研修がありました。
自己紹介をしたり、学校生活の話があったりという内容だったそうです。
ひとりで旅行準備などをすることが無かったので、電話であれこれ話をして。
入学式に出席した妻が、あわてて遅い時間まで準備してくれました。
中学の修学旅行の際に買った旅行かばん。これで何とかなりました。持って行っててよかったです。
お年頃の御一行様。入浴後、一斉にドライヤーを使ったため宿のブレーカーが落ちて、真っ暗になってあわてたというエピソードを聞かせてくれました。
北海道の高校入学時の準備、費用。高校進学にかかった費用の総額はこちらです【下宿がなければ約28万円】
入学金 | 36,000円 |
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入学に伴う印紙 | 5,650円 |
体操服一式 | 27,410円(指定店購入)※複数買えば、×2 |
教科書一式 | 30,020円(指定店購入) |
制服一式(夏冬各1本づつ) | 61,500円(指定店購入)※複数買えば、×2 |
クロームブック | 22,000円(楽天で購入)※指定業者から買うと、もう1万円ほど割高 |
電子辞書 | 14,000円(アマゾンで購入)※およそ2万円弱が相場 |
学用品準備 | 約50,000円(かばん、服、文具など) |
スマートフォン代 | キャリア変更の手数料無料。機種変更も無し。毎月2,200円ほど。 |
入学後:授業料(1か月) | 9,900円(我が家は高額納税者ではないので、減免) |
学校諸経費(1か月) | 約3,000円(今後3年間、毎月口座引き落とし) |
入学直後の宿泊研修費 | 約25,000円 |
入学後:部活指定の道具代 | 約12,000円(指定店購入)※入る部活によって、大きく変動 |
入学後:部活費用 | 約2,000円(1年単位でまとめ払い)※入る部活によって、大きく変動 |
これで「すごくざっくり計算」で約28万円くらいです | |
※ここからは「下宿で通学される方」にかかる費用です | |
受験当日の宿泊費(2名分) | 約14,000円(全国旅行支援にあやかる) |
下宿代 | 毎月約95,000円(朝晩2食+平日のお弁当代込み)冬季暖房費は別 |
下宿先の日用品、生活備品 | 約30,000円 |
生活費など | 毎月数千円程度 |
その他、下見や受験、下宿入居などでの往復費用(ガソリン代など) |
自宅から通学の方でしたら、交通費などが加算となりますね。
抜けているところもあるかと思いますが、ご容赦ください。