残暑も終わりを見せ、朝晩はしのぎやすくなって秋らしさを見せる「10月」
北海道はまさに秋、真っ盛りの季節です。
今回「道東・釧路根室地方の10月」を掘り下げて、説明してみました。
移住生活に特化したブログですので、観光雑誌に書いてあることだけではなく、生活視点でのお話もさせていただきます。
なお、気象の数値は気象庁および、釧路地方気象台の各ホームページからの引用です。
最後まで、よろしくお付き合いください。
北海道の10月。朝晩は冷え込むようになり、ストーブの季節になります
グラフの地点は、季節移住でも人気の釧路です。9月下旬から下がりだした平均気温は一気に下がりだします。日没時間も早まり、2022年10月1日の日没時間は17時04分。
ひと仕事終えたころには、もう暗くなってきますので気温も一気に下がりだします。
釧路の気温・相対湿度・日照時間・降水量・最深積雪の旬別平年値
服装に関しては、すっかり秋物シーズンです。観光に来られた方が朝晩の寒さに驚き、あわててユニクロなどの量販店で「とりあえず着られる服」を買い求めることも珍しくないようです。(ただ、道東では店舗も限られるので、釧路市内を逃すとまともな衣料品を買える店舗も限られてしまうのですが…)
朝晩はストーブが必要になり、月末を迎える頃には日中もストーブが必要な日も出てきます。春にストーブのメンテナンスをしておかないと、この時期にストーブを点けてみたものの「あれ?動かない!」ということで修理を依頼…これも良く聞く話です。
降水量も少なく空気も乾燥し、北海道らしいさわやかな日々が続くのが、北海道の10月の気候です
9月の終わりごろから晴れの日が続くようになり、秋の乾いた空気が北海道を覆うようになります。
暑すぎず、寒すぎず。絶好の行楽日和の10月。休日となると出かけないわけにはいかない、そんな気候ですので、多くの行楽地がにぎわいます。
北海道の屋根・大雪山系から初雪の便りが届くのもこの頃。
道東の山々も色づき、月末となる頃には紅葉のハイシーズンとなります。夏の青々とした姿とはまた違う、たいへん美しい姿に変化していきます。
写真は弟子屈町の「硫黄山」昨年の10月撮影です。低い山でも、きれいに色づき始めます。
旬の味覚が揃う、おいしい北海道の10月です
9月からの「収穫の秋」が本格的なシーズンを迎えます。近年は不漁のため高級魚となりつつある、秋の味覚の代表格である「サンマ」も10月になる頃には食卓に並ぶようになります。
何といっても水揚量日本一の「花咲港」は道東・根室市にあるのですから。
釧路港や厚岸港にあがるサンマもまだまだ健在。
焼いても良し、刺身でも良し。煮ても良し。
見た目はよろしくありませんが、家庭の包丁さばきですのでご容赦を。一味唐辛子と醤油で味を占めます。
その他、カボチャにじゃがいも。もうほんと、何食べてもおいしいのです。以前のように「特にイベントもないのに、今日の夕食はいくら丼」なんてことは少なくなってしまいましたが…
冬支度に追われる、10月後半の北海道です
10月の前半と後半では、気温も10度ほど違ってくるので「夏の名残り」と「冬の初め」くらい違ってきます。
北海道に住む方は「冬タイヤ」と呼ぶスタッドレスタイヤへの交換も、月の終わりくらいに始めだします。職場や買い物での駐車場で冬タイヤの交換を済ませたクルマを見ると、妙に焦るのです。
冬タイヤは高い買い物になるので、少しでも交換を遅らせてサマータイヤ「夏タイヤ」を履いておきたいのが本音です。(結局タイヤが減ってなくとも、3~5年で硬化してしまって交換を余儀なくされてしまうのですけど)
所用で峠を越える方は、峠越えの前に交換する勇気をもって早めの交換を。
タイヤ交換について、詳しくはこちらの記事をお読みいただくと幸いです。
他にも畑作業が好きな方は、雪が降ったり土が凍る前に翌年の準備をされる方も。
ウィンタースポーツが趣味の方はスキーやスノーボードのワックスがけや、このあたりでは小学校・中学校の授業でアイススケートがありますので、靴の交換会やレンタル品で手に入れたスケート靴の刃研ぎなどを行います。
寒くなりすぎると、何かと億劫ですので。寒くなりすぎる前の、陽射しが暖かなうちにという感じですね。
道東の10月、少しでもその空気を感じていただけたでしょうか。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
ふだん私は、北海道が大好きになって、「いつかは北海道、道東に住んでみたいな…」と思われた方が有意義に感じてもらえるようなブログ記事を書いています。下のリンクから、他の話題もご覧いただけましたらうれしいです。
今後とも北海道移住ブログ「なーしぃのひとりごと」をどうぞよろしくお願いいたします。