ファミリーキャンプ歴15年、ソロキャンプ歴20年の経験をもとに「初めて選ぶキャンプ道具」を
- テント、シート
- ランタン ※今回
- コンロ、調理器具、クーラーボックス
- シュラフ(寝袋)、マット
- テーブル、チェア類
- ポータブル電源
- 初めてのキャンプ場選び
この7項目をシリーズ化して、みなさまにお伝えしてまいります。
ファミリーキャンプのランタンは、子どもさんの安全を考えるとLED製で統一するのがおすすめ
ランタンは、キャンプに必須のアイテムですが、燃料・エネルギー源が必要です。
これまではガソリンや専用ガスを用いたものが多かったのですが、おすすめしたいのは乾電池を使ったLEDランタンです。
これまでの主流は、ガソリン・ガス式でした
日が傾いて夜を迎える頃、キャンプサイトを、明るく照らす「ランタン」の光。
燃料の燃える音とともに、オレンジ色に輝くランタンの光は、何とも言えないムーディーな雰囲気を醸し出してくれます。
ガソリン式やガス式のものは、非日常的な道具を使うこともあって「キャンプしてるぞ」という雰囲気がとても出ます。
高エネルギーのガソリン式のものになると、ケタ違いに明るいです。
ですが、最優先に考えたいことは「子どもさんの安全」ではないでしょうか。
当然、ガソリン式やガス式のものは、熱が出ます。簡単にやけどをするくらいの熱量です。
初めて見るランタンの明かり。子どもたちは興味を持ち、近づきたくなります。
遊んでいるうち、足元を照らすためのランタンを蹴飛ばすこともあるでしょう。
吊り下げているランタンが、何らかの理由で落ちるかもしれません。
引火性の燃料が入っています。燃え広がる可能性も出てきます。
灯りをともす道具ですが、火器でもあります。
光源を覆う部分はガラス製のカバーですので、割れた時のことを考えると、それも危険です。
防水性能も劣り、雨の際に屋外で使えません。
これからの主流は、乾電池を使ったLED式ランタンです
安全面から、私はLED式のランタンを強くおすすめします。
何といっても「安全である」この一言に尽きるでしょう。
熱をもちません。そして、取り扱いが簡単。スイッチひとつですぐに明るくなります。ガスを取り付けたり、着火させるための作業も要りません。時間も長持ちします。
LEDの性能や明るさは、ここ数年で飛躍的に進化しています。
現在では、明るさもガソリンやガス式のものと、大差のないレベルになっています。中にはガス式を超えるものがたくさん出てきました。
光の種類も、無機質な白色だけでなく、ムーディな電球色のLEDも増えています。
一晩中付けっぱなしにしていても、灯っているのが当たり前なくらい、電池も長持ちします。
雨が降っても大丈夫。私が紹介するものはすべて優秀な防水機能がありますので、心配ないものばかりです。
ガソリン・ガス式のような手間もかかりません
ガソリンやガス式のものは、燃料の予備はもちろん必要です。
使用途中、どのランタンも3時間ほどすれば、燃料の補給またはガスの交換が必要になります。
夕方から使い始めて、キャンプの盛り上がる夜9時頃に交換時期が来るんですよ…
他にも、ガソリンやガス式ランタンの光源となる「マントル」という部品は消耗品。さあ、現地で使おうか言うときに、車で運んでいる際の衝撃で割れてしまうことも多いのです。
1枚400~500円ほどします。予備も持っていないといけないし、交換には慣れていても10分ほどかかります。
キャンプを終えた後も、ガソリン式のものは古い燃料を残しておくと、劣化したガソリンが内部で固着してしまいます。そうなると次のシーズンには使えません。数千円出してのオーバーホールが必要になってしまうのです。
何といっても、メンテナンス要らずなのがLEDランタン。
LED式のものなら、電池を交換するだけ。家に帰って使わないときは、電池を抜いておくだけで問題ありません。
キャンプ途中でガソリンの補給やガスの交換といった、わずらわしさもありません。
安全で環境にやさしく、コスパもよく、明るさも十分。アウトドア初心者から上級者まで、幅広く使えます。
LEDランタンの「代名詞」GHENTOS。機能性、価格ともに「キャンパーの必需品」です
GENTOS(ジェントス)という、1978年創業の日本のメーカーの製品。これがとにかく「使える道具ぞろい」なのです。
- 小型
- 軽量
- 防水、丈夫で長持ち
- 明るさ・光の色合いが換えられる
- そして安い
キャンプに必要な条件が、すべてそろっているのです。
欲しい5条件がすべてそろった、ハイスペック品。これでいて新製品でも定価3980円(税別)
単一電池3本使用。大型で、超ロングライフ。定価4280円(税別)
この2種類のランタンを、1つずつ揃えればスタートはOKでしょう。
このランタンを両方揃えても、ガスやガソリンのランタンを1つ買うより、はるかに安上がりです。
ヘッドライトもGENTOS。ファミリーキャンプだけでなく、防災用品としてプロも愛用する高性能品です
「命を守る」消防や救急の最前線をはじめ、多くの官公庁で採用されているのがGENTOSのヘッドライトです。
決して「ファミリーキャンプには必要ない、高性能すぎるもの」ではありません。
「ファミリーからプロまで、幅広いユーザーに支持される、汎用度の高い高性能なもの」だと感じます。
私は「災害看護支援看護師」としての身分もありますので、道具選びにはその視点も入ります。
本格的すぎる、高機能製品です。ライトの明るさも切り替えられ、光の幅も切り替えられます。キャンプ以外でも暗い場所での作業は、これひとつでまかなえます。
新製品のもので定価5780円(税別)ですが、旧型番のモノでも問題なく使えます。事実、私は5年以上使っています。
冬、吹雪の際の備えにも、万全の一品です。
どのランタンにも使えるよう、アダプターを使って電池にひと工夫を。キャンプ時の安心が違います。
どのランタンも、当然ながら電源が必要です。
GENTOS製のランタン・ヘッドライトも充電式の物が増えてきました。
今回、私がおすすめしたランタン・ヘッドライトは「すべて乾電池式」にこだわりました。
「乾電池アダプター」を用いて、単三型をたくさん用意して使うことをおすすめします。
こうすることで、キャンプ途中の100円均一ショップで単三電池だけを購入しておけば、困ることはありません。
さらに「充電可能な電池」を用いることで、繰り返し使えるようになります。
経済的かつ、ゴミも出ないし環境にも優しい。
手に入りやすいGENTOSランタンを含め、キャンプ道具が絶対的に安い、おすすめ専門店はこちらです
GENTOSランタン、ヘッドライトは、ホームセンターでも見かけるようになりました。
「本当にいいモノ」なので、どんどん取扱店舗が増えてきています。
Amazonでも、当然のように手に入ります。レビューの多さに驚いてください。
それだけ、多くのユーザーがいる証拠です。
そこでランタンだけでなく、キャンプ道具が絶対的に安いおすすめのショップをご紹介いたします。
各種セールが行われますので、その時に一番安いお店や、皆さんのニーズに合ったお店を選んでいただけると良いですね。
ファミリーキャンプ道具「やっぱり値段するな…」と感じたら、フルレンタルというサービスもあります
今後、このサイトで
- テント、シート
- ランタン ※今回
- シュラフ(寝袋)、マット
- コンロ、調理器具、クーラーボックス
- テーブル、チェア類
- ポータブル電源
- 初めてのキャンプ場選び
逆に言うと「これらが必要です」というわけです。総額10~20万円を見込んでいます。
「キャンプ場に道具を届けてくれる、フルレンタルサービス」があるのです。
最初の踏み出しに戸惑う方には、最高のサービスです。
最初はレンタルでも、直接肌に触れる寝袋や、防災にも使える小物類は最初から購入して揃えるのもいいですね。